読書録 (6-10冊目)

こんにちは、(雑誌を含め)5冊読むのに4ヶ月かかりました。

日経サイエンス 11月号

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暇つぶしに書いました。日経サイエンスは高校時代によく読んでいたのですが大学に入って読まなくなり、今回買うのが6年ぶりです。 アルツハイマー病の特集なので読みやすいかと思ったのですが、(理解度はともかく)ステライルニュートリノ特集の方が面白く感じました。医学以外のサイエンスに定期的に触れたいなと思っているところです。

学術書を読む

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書店をぶらついている時に見かけて値段もお手頃だったので買いました。 「専門外の専門書を読む」がテーマ。学史や古典を勧める一方で、学術誌中心主義を「知を数で測る行為」として批判したり、安直な「分かりやすさ」や目的のない多読を戒めていて面白かったです。また、随所で古今東西から引用しているのも好きです。

プログラムはなぜ動くのか

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最近にわかにプログラミングモチベが上がってきたので今一度基本に戻ろうと思い買いました。 20年近く前の本ですが、「10年後も通用する"基本"を身につけよう」というキャッチフレーズに違わずあまり古さを感じない内容でした。 1年前くらいに(難しいよ〜と唸りながら読んだ)パターソン&ヘネシー「コンピュータの構成と設計」の基本的な部分を1/20に圧縮したような内容で、いい復習になりました。

オブジェクト指向でなぜ作るのか

オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版 | 平澤 章 | コンピュータ・IT | Kindleストア | Amazon

同様のモチベで買った本です。クラス・ポリモーフィズム・継承といった基本概念を改めて整理するとともにオブジェクト指向が上流工程にも応用されていることを学びました。また、オブジェクト指向単体の説明だけでなく、機械語アセンブリ言語高級言語→構造化言語といったオブジェクト指向以前の言語の潮流を解説することでタイトル通り「なぜオブジェクト指向で作るのか」が理解できて非常に良かったと思います。

はじめての設計をやりぬくための本

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前述の「オブジェクト指向でなぜ作るのか」で業務分析・要件定義といった上流工程について言及があって興味を持ち、分かりやすそうな本(先ほど安直な分かりやすさを戒められたばかりですが)を読んでみました。ソフトウェア設計の概要を把握するとともに、設計と不可分の関係にある開発様式(ウォーターフォールオブジェクト指向アジャイル)についても大まかなイメージを持つことができました。


次ですが、すでに買っている積読としてネットワークとデータベースの入門書と人文系の雑誌があります。(実は医学の教科書もあるんですが......) 僕の読書はめちゃくちゃ読める(当社比)1ヶ月と全く読めない3ヶ月があるみたいなので読める時期にできるだけインプットをしたいと思っています。